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2006-06

デザインの質は思考の総量で決まる

デザインノートの創刊号「20人のアートディレクター」(2004/10発売)を買いました。トップレベルのアートディレクター20人のインタビューで、代表作やワークフローまでも紹介されててとても勉強になります。

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中でも原研哉の「デザインの質は思考の総量で決まる」という言葉に、はっとさせられました。

デザインの質は思考の総量によって決まると思っています。いいアイデアが出るまでひたすら考える。方針が決まっても考える。プロセスの途中でさらに考える。それが完成してもなお考え続けることによって、意図したデザインの意味がようやくおぼろげに分かってくる。
『20人のアートディレクター』

デザインにとって一番必要なのは『考える』ことだと。

僕としてはある問題を解決するために、課題や情報を整理し、新しく形づけること
だと思ってます。そのためにはひたすら考えまくらなくてはいけないんだと言ってる訳ですね。

妄想科學日報 – デザインは絵を描くことじゃなくてを読んでからずっと気になっていたことがすっと腑に落ちた気がする。これはwebデザインについても強く言えることだと思う。

デザインはまず機能ありきであり、見た目というのはそれを補助するための「機能の一部」に過ぎない。(中略)車とか携帯電話とか、なんであれおおよその機能は決まっていて、それをよりよい形で実現するための「見た目」を考えるのがデザインというものである。

だから、見た目しか作れないデザイナーはデザイナーではない。見た目はすべからく、何らかの機能的な意図があって与えられるべきだし、そうでない無駄な装飾は極力省かれるべきだ。
『妄想科學日報 – デザインは絵を描くことじゃなくて』

「見た目」というのは結果であって、そこに至るための問題解決や機能的な意図を精査する思考のプロセスこそがデザインなのだ。またその思考を言葉にすることの重要性も原研哉は指摘している。

デザインを言葉にすることは、もう一度デザインすることでもあり、そういうことを通して、今の社会や世界とデザインのあり方を考えていきたいと思っている。
『20人のアートディレクター』

感覚的であったりする表現を改めて言葉で再構築することで、初めて情報として社会に還元できるんじゃないかと。作ったもの全てを言葉で説明できるとは思わないけど、言葉にすることでそこから新しいアイデアが出たり、誰かに話しているうちに考えがまとまったりする。何かしら言葉として出力するのはものを作る上で必要だと思う。

こういったデザインについての話ってデザイン系の雑誌とかで語られる機会は多いとは思うのだが、ブログとかではあまり見た記憶がない。ブログとWEBデザイナーは相反する関係なのかもにあるように、言語化するのが難しかったり、文章だけだと伝わらなかったりするのもあるのでしょうが、デザイナー(webデザイナーも含む)のブログがプログラマーとかに比べて少ないし、影響力がないとかつまらないとか言われちゃうのはちょっと寂しいですね。その中でもすごく身につまされたのが、WEBで発信することについての言及。

自分がWEBで発信している事が、世の中とまでは言わないにしろ、他者とどう絡んでいくのか、誰の心に何を残すのか、自分に何が返ってくるのか、そういう諸々を体感レベルで感じとってる人じゃないと、話すのはかなりしんどくなってきてますね。
『ブログとWEBデザイナーは相反する関係なのかも』

これはブログについてだけど、それだけに留まらない話だと思う。

技術的な話やWEB2.0がどうとかいうこともいいけれど、WEBをデザインするということについて社会の中でそれがどういった価値を生み、どう社会と関わっていけるのかというのをもっと言語化していく必要があるんだろう。外へ向けて「デザインを語る」というのは自分にとっても大きな課題だと思う。

カレーうどん しまだ(新宿)

  • 2006-06-17 (土)
  • FOOD

青山 しまだ 新宿店

新宿の紀伊国屋書店本店の横にある「しまだ」がうまいです。カレーうどんとカレーラーメンをメインにしてて、和風のダシが効いたクリーミーなカレースープが最高です。後から来るスパイスも絶妙。麺は細めでもちっとしているがあまり好みではないかなあ。値段は若干高めで850円〜。
ここで楽しみなのは、うどんを食べた後のご飯。こいつをスープにぶち込んでカレー雑炊みたいにするんですね。これがまたほんとに美味。ご飯に味がしみ込んで、スープの味を堪能できておすすめ。是非ご飯付きでお試しあれ。

MacOS上でWindowsアプリを動かす

Macのシェア拡大の起爆剤となるか–正式版の登場が迫るParallel

仮想化技術によりMacのアプリケーションと同時にWindowsプログラムも動作させられるソフトウェア、Parallels Desktopのテストを開始した。Parallels Desktopでは、WindowsプログラムはMac OS上の別ウィンドウに開く。

とうとうこんなのができたんですね。仮想化技術だと速度が問題だが、かなり早いらしい。

同じアプリケーションをParallels Desktopで実行した場合と、Boot Campで起動したWindows上で直接実行した場合を比較した。Parallels Desktopでのパフォーマンスは、Boot Campに比べて1、2%の違いしかなかった。また、いずれの場合でもMacは、最近同大学に導入された数台Dellのマシンより速く動作したという。

僕はwebの仕事をやってる割にはメインマシンがMac(Adobe系+miが主)なもので、Windowsのあのアプリ(Google Desktop、FFFTPなど)が使えればなあと思うことが多々あります。ブラウザチェックとWindowsでしか見れない&できないこと用にサブでWindowsを使ってるのですが、これがあれば出番はかなり減るのかなあ。日本語の機種依存文字とか、デバイス周りとかそのへんの処理はどうなってるんだろう、詳しく知りたいっすね。

値段が$79.99で6/15から30日間は特別に$49.99。うーん高い、緊急で特殊なニーズがない限り「Boot camp」で我慢。で「Leopard」を待ちましょう。$79.99あればWindowsマシンを買った方がいいのでは?とも思う。までもそれを超えた魅力は感じます。

技術的なチャレンジとしては頑張ってほしいです。Mac用とかWindows用を全く意識せず、両方のアプリを動かせるようになれば…夢が広がりますねえ。こうなると逆(Windows上でMacが動く)もできそうな気もする。これができれば「シェア拡大の起爆剤」になれる?でしょう。

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