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「MOTアニュアル2006日本画から/日本画へ」東京都現代美術館

  • 2006-02-11 (土) 20:27
  • ART

東京都現代美術館に行ってきました。
「MOTアニュアル2006日本画から/日本画へ」

そして現在、現代美術―日本画、洋画―日本画という対立的な考え方を崩すような新たな世代が現れ、「日本画」という定義そのものに、もはや意味がなくなってしまったようです。
本展は、こうした状況をふまえながら、それでもあえて日本画を描き、あるいは日本的な表現に挑む30代の若手作家たち篠塚聖哉、天明屋尚、長沢明、町田久美、松井冬子、三瀬夏之介、吉田有紀による「ニホン画」の“今”を展覧します。

というわけで、ざっと感想をまとめる。

松井冬子
(幽霊画、恐ろしく美しい静謐なリアル、狂気の淵の正気と書いてあったが)。

町田久美
(シンプルで一見ユーモラスだが、シニカルでブラックで人間の嫌な部分を抉り出して錐で突き刺すような痛さと不快感。モグロフクゾウ的黒さ)

長沢明
(トラ。凶暴な目の獣だが精霊的な親しみやすさがある。鉄をまぶした質感も土臭くぬくもりを感じる)

三瀬夏之介
(奇景。面白いカオス。宮崎駿とぱっと観ただけで記憶して再現してしまうびっくり人間の描いた絵を思い出した。とんでもない情報量を詰め込む。ある種心の地図。)

天明屋尚
(明快なコンセプト。チープ、キッチュ。)

観ていて思ったのはある種の自分の内的感覚の重要性。きっかけは日常で感じたちょっとした違和感だったりするんだろうけど、その内的な感覚を自分の中で精査し増幅して、どういうコンセプトとディティールで打ち出すか。迫力を持った絵というのは、そういう思考段階を経て出てくるものなんだなあと思いました。

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